YO RU TO RO TO RO

あらすじ

世界中いたるところに、突如「ドア」が出現した。
ドアを開けた人々はどこかへ消え、決して戻ってはこない。
そんなパニックの中、とある地方都市のとあるイベントの中止が決定した。制作途中の巨大モニュメントも取り壊されることとなり、シートをかけられたまま。解体作業の開始を明日に控えた深夜、モニュメントの設計者がふと思い立って現場を訪れると、そこにはすでに何人もの先客がいた。
現場監督、インベント反対派、マスコットキャラクター、モニュメントの幽霊。
地上 70 メートルの足場の上、行き場のない五人はこなかった未来に思いをめぐらす。

作・演出

「YO RU TO RO TO RO」作者

サカイヒロト

Sakai Hiroto

「WI’RE」名義で舞台芸術作品を製作・発表。
その他、個人名義でメディアや外部作品への脚本・造形・映像の提供もおこなっている。
1993年から97年まで遊気舎に役者・作家として参加。96年から99年までクロムモリブデンに 役者・美術家・作演出家として参加。2009年の尼崎ロマンポルノ「鉄鋼スベカラク」より橋本匡の作品に舞台美術・映像として参加し続けている。

【主な受賞歴】——————————-
2000年 「ベジタブルキングダム」 OMS戯曲賞佳作受賞
2002年 「mju::::zikal」 OMS戯曲賞大賞受賞
2008年 「目の奥、降り積もる、雪」 IRIBaward2位受賞
2018年  大阪劇団協議会スタッフ賞受賞

「YO RU TO RO TO RO」演出

橋本匡市

Hashimoto Tasashi

1982 年生まれ。近畿大学文芸学部芸術学科卒業。
2005 年に劇団「尼崎ロマンポルノ」を旗揚げ。作・演出を担当。
2012 年に解散後「万博設計」を旗揚げ、大阪を中心に活動。
「普通の中の異常」と「異常の中の普通」を揺らめく演劇を標榜し活動開始。ウイングフィールドの企画主任として「WINGCUP」「ディレクターズワークショップ」等の企画立案を行う。

【主な受賞歴】——————————-
2015 年 『幽霊ʼ』第 22 回 OMS 戯曲賞最終選考
2016 年 『苔生す箱舟』佐藤佐吉演劇賞宣伝美術優秀賞
2018 年 『駱駝の骨壷』第 25 回 OMS 戯曲賞最終選考
2019 年 『リボルバー』令和元年度文化庁芸術祭優秀賞
2020 年 『夏の時間』若手演出家コンクール 2019 優秀賞
2021 年 オンライン配信を活用した演劇公演の企画上演を評価され、令和 2 年度大阪文化祭賞奨励賞

STAFF

舞台美術:サカイヒロト (WI’RE) 
音響:廣岡美祐 
照明:海老澤美幸(Licka) 
舞台監督:佐野泰広(CQ)
振付:槇なおこ  
衣裳:イトウワカナ(intro)<YO RU TO RO TO ROのみ> 
演出助手:井上多真美(ひほひ) 
宣伝美術:バンパクデザイン 
制作協力:< 大阪 > 若旦那家康 ( コトリ会議 ) < 札幌 >intro
企画制作:今野恵子・松尾晃典 
企画・製作:万博設計

協力:CQ intro Licka WI’RE 仮想劇場ウイングフィールド
   劇団清水企画 コトリ会議 にほひ ポケット企画

大阪公演提携:ウイングフィールド 札幌公演提携:シアターZOO
芸術文化振興基金助成事業
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